コロナ前、ママ友のお家に遊びに行くとみんなとてもキレイに整理・整頓されてて、インテリアも素敵で…
自分の家との違いにへこんだものです。
ずっとコンプレックスでした。
だから、片付け本を読みあさりました。
そして実践したら、ワンオペでも日々の片付けが楽になりました。
オススメの本とそれぞれの特徴
自分にしっくりくる片付け方に出会い、やっとリバウンドも後戻りもしなくなりました。
子どもたちがいくら散らかしても、、、
いつでもリセットできる!
いつでも人を呼べる状態にできる!
と、自信がつくのと同時に心の余裕も生まれました。
お片付けの成功の鍵は、マインドが全てだとよく聞きます。
その通りだと思います。
人の行動は、その人の考えで決まるからです。
たくさん読んだお片付け本の中で、マインドに刺さるものをご紹介します。
捨てること
数ある片付け本のほとんどが、「今持っているモノの中から不要なモノを捨てる」方法について教えてくれています。
この考え方は、使っているものと、使っていないものの判断が必要ですが、とても合理的です。
ただ、そうは言ってもこれはまだ使うかも…という気持ちが強い人は、徐々に自分の生活の中に取り込む必要があります。
本のタイトルがもやは潔く「捨てる」ことの代名詞ともなりましたが、この本では不要なモノを捨てるときの判断の仕方が丁寧に解説されています。
今持っているモノに対してだけでなく、これから入ってくるものの断り方・断ち切り方のマインドについても教えてくれます。
そしてモノに執着する気持ちを手放す方法も。
自分のペースでゆっくり片付けに取り組みたい人に向いていると思います。
残すこと
アメリカでも有名になったこんまりこと近藤真理恵さんの「ときめく片付け」は、逆に、捨てることではなく、残すモノを選ぶことにフォーカスしています。
「今持っているモノの中から、本当に自分がときめくモノを選びなおす」感覚です。
この方法は、やってみるととても画期的です。
必要か不要かを飛び越えて、また欲しいかどうかまで突き詰めます。
ときめきという言葉が印象的ですが、要は、服でも物でも、それはもう1度お金を出してまで買いたいと思うほど気に入ったものですか?と問うことで自然と残すモノが見えてくるよと言いたいのだと思います。
こんまりさんは片付けを、人生で一度きりの片付け祭りと呼んでいます。
一気に、徹底的に、さっさと終わらせることをすすめています。
私には、こんまりさんの片付けに対する考え方が1番しっくりきました。
片付けの前に理想の暮らしをイメージして、片付けの目的をしっかり考えるフェーズがあるのも独特です。
読んでいて、アドラーの目的論に通じるなと感心しました。
人はゴールを見定めるとそこへ向かいたくなるし、ゴールまで頑張ろうと思えるものです。
例えば、わたしが片付けをやる目的、そして向かうべきゴールは、、、
- ワンオペでも、子どもたちと心のゆとりを持って楽しく暮らすこと。
- 物を探さなくてよい
- 子どもたちにも「アレどこ?」と聞かれない
- 大切な資料がすぐに取り出せる
- 朝はバタバタせずに朝ごはんを作り、子どもたちと一緒に食べられること。
- キッチンが使いやすく機能的
- コーヒー1杯を優雅に飲める
- 洗濯に追われないこと。
- 動きも労力も最小限に済ませられる
- お友達が遊びに来ても、うわー!ってパニクらず笑顔で迎えられること。
- 常にきれいなトイレ
- 物がはみ出してない玄関
- 服選びやアクセサリー選びが楽しくなって、おしゃれができること。
- クローゼットを開けたらワクワクする
- 大好きな子どもたちと、リビングでくつろげること。
- 無駄なものがなくスッキリ
- 観葉植物が映える
- 掃除がしやすい
などなど…
こんまり流では、最初にとことん自分の中の理想とするイメージを具体化してから片付けの作業に入ります。
具体的であればあるほど良い。
モデルルームのようなステキなリビングにかわいい子どもたちが転がっていて、わたしもハーブティーかなんか飲みながら笑顔でそこに居る…みたいな妄想。
得意ですよ。(笑)
本当にリアルに頭の中に描いて、片付けでそこへ向かう。
それが、自分のワクワクする生活(=人生)だから。
学校では教えてくれないこと
物は大切に扱いましょう!とか、ちゃんと決められた場所へ戻しましょう!くらいは学校でも教えてくれます。
でも、もっと広い意味での、モノとの付き合い方はどうでしょうか?
片付けの方法も大事ですが、片付けは目的ではなくあくまで手段です。
自分の思い描く妄想の…じゃなく理想の生活を手に入れる。
どのやり方を取り入れるにせよ、ゴールが明確に決まるとそこへ近づけていく作業は楽しいものになります。
そして、そのようにマインドが変わると行動が変わる。
モノを手に入れる行為
手に入れたモノを置く場所を決める
モノのメンテナンスや管理
全てに影響します。
理想の生活に合わないモノは自分の生活に入れない。
モノを厳しく吟味するようになる。
手に入れたものは思い入れもあるので大切にする。
どこか適当なところに放っておくなんてできなくなる。
定位置を決めて使ったら戻すのが当たり前になる。
モノがあふれている時代に生きているからこそ、、、
大切な物を見つける目
長く大事にしていく気持ち
厳選されたものと一緒に暮らす
そんな、心地よいモノとの付き合い方を私は子どもたちにも教えていきたい。
おもちゃは出しっぱなし、リュックもランドセルも床に転がしっぱなし。
脱いだ靴下や服も、セミの抜け殻のように落ちてる。
これが現在の状況で、極めて手強い相手ばかりですが…
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