アラフォーの頃だったかな…
ある朝、気づいちゃったんですよね。
鏡の前でファンデーションを塗っていると、隠れるはずの「お肌のアラ」がかえって目立つ!って。
もともとそんなにキレイな肌ではなかったけど、わりとお手入れは好きな方で一生懸命やってました。
それなのに…
そんな時、たまたま図書館で借りたこちらの本。
著者の方は、北里大学医学部卒業で北里研究所病院美容医学センターを創設された方だそうで、もうめちゃめちゃお肌の専門家です!
クリニックも開院されていて院長もされてるから、実際にいろんな人を見てますし。
お肌のことを知り尽くしてるプロフェッショナルという感じ。
彼の説は、化粧品を無駄に買わせようともしてないし、読むとものすご〜く納得できる内容なんですよ。
肌の構造から、お肌に本当に必要なこと、肌にとって何が優しいことかが、圧倒的な説得力を持って書かれています。
実際、私はこの方法にしたらみんなから肌がキレイって言われるようになりました。
ええっ?いまノーファンデなの?とかも。
まぁ…とても優しい人たちに囲まれて生きていますので、だいぶお世辞だとは思いますが。(笑)
今回はかいつまんで
などについてお話ししたいと思います。
宇津木式スキンケアとは
簡単に言うと、肌を排泄器官ととらえて正しいスキンケアを行うことです。
顔も手も腹も、基本的にはみんな同じなんですよね。
なのに、顔だけやたら丁寧にスキンケアするけど、その割に実は手や腕や胸のお肌の方がきめ細かくてキレイじゃありませんか?
実は化粧品業界のCMパワーによって、幻想を見せられてる部分が大きいんですよね。
化粧品コーナーのキレイな女優さんの広告も、バリバリ修正してますからね。
わたし昔、撮影関係のお仕事してたから加工されてるの知ってますもん。
宇津木式の特徴を挙げると…
- 肌にいっさい摩擦を与えない
- 肌から必要な油分を取り上げない
- 余計なものを塗って肌に負担をかけない
ということなんです。
|肌にいっさい摩擦を与えない
もう少し分かりやすく言うと…
お肌って、ものすごく薄くてデリケートなものなんで、手で擦ったりするとそれだけでシワの原因を作ってることになるんだそうです。
どれだけ薄いかのイメージとして、ゆで卵の表面についてる薄皮くらいだそうです。
もし薄皮を洗えって言われたら(そんな状況ふつうはないけど〜笑)、手で擦ったりしないですよね。
絶対破けるもん!
それくらいお肌もやさ〜しくデリケートに扱ってあげないと、どんどんダメージを受けちゃうよってことです。
|肌から必要な油分を取り上げない
デリケートなお肌を擦らないのと同じくらい大切なのが、本来、お肌に必要な油分まで取り上げないで!ということ。
お化粧を塗っていると、どうしてもクレンジングしたくなりますよね?
でもこのクレンジングというのが、お肌には本当に過酷な仕打ちなんですって。
化粧だけでなく、どうしてもお肌に必要な油分まで取り去ってしまうから。
だからクレンジングのあと、もしもそのままにしてたらお肌はつっぱる。
わたし一度、お肌に優しくと思ってクリームタイプのクレンジングを使ったことがありますが、あれクリームを取り除くときティッシュで拭くんですよ。
結局、擦ってた。
しかもわたし、いつもクレンジングのあとは洗顔もするという、いわゆるダブル洗顔をしてました。
お化粧する人は、ダブル洗顔しますよね?
クレンジングで油を取ったあと、さらに洗顔でこれでもかって必要な油分を取っちゃってたんですね。
だからすぐ化粧水やクリーム塗ってフタをしなきゃ!ってなってました。
だけど、そもそも必要な油分を取り上げなければ何かを足す必要もない。
正常なお肌は、自ら必要な油分を補ってくれます。
|余計なものを塗って肌に負担をかけない
化粧品って、そもそも肌には必要ないものです。
少しでもよく見せたいためのものですよね。
お肌にいいからお化粧をしているわけではありません。
それなら、なるべく肌に負担をかけないものを選ぶのが良いのです。
と言っても、最近の化粧品は品質も良くてそれ自体で肌を痛めることはそれほどないそう。
それよりもそれを落とすときに肌を傷つけてしまう。
だから、油分の多い化粧品を使わず、お湯だけでオフできるものに変えてあげればいいんです。
リキッド系ではなく、粉系のファンデーションとかアイブロー、マスカラ、チーク、探せばスルッと落とせる化粧品はたくさん売られてますよ♪
そうすればお肌に残酷なクレンジングも洗顔料も不要になります。
もっと言うと日焼け止めもなるべく塗らずに、物理的に紫外線をカットした方が肌には優しいですよ。
日傘とかフード、サンバイザーなどを使って紫外線をブロックする。
紫外線はお肌には良くないので。
宇津木式スキンケアのやり方
面倒なことはありません。
むしろそれまでの私のスキンケアからすると、めちゃくちゃ簡単で楽になります。
子どもたちが赤ちゃんの頃に知っていたら、ワンオペで忙しい中でももっと楽にお肌のお手入れができたのに〜!って思う。
|やり方
ちなみに朝は、せっけんも不要です。お化粧をしていないので。
3.〜5.だけでOKですよ。
このスキンケアを続けていくとお肌の油分バランスも整うのか、夏などはワセリンがなくても大丈夫になってきます。
洗顔のあと、少し乾燥してるかな?と思っても他のことをやってる間にちゃんと潤ってきます。
参考までに、私が使ってる純せっけんとワセリンをご紹介。
これでなくても、純せっけんならなんでもOKです。
宇津木式にするときのコツ
いきなり今のスキンケアをガラッと変えるのは勇気がいるなという場合、私はまずクレンジングをやめることをオススメします。
クレンジングオイルなどは、使うときにどうしてもお肌を擦るからです。
また、必要以上にお肌の大切な油分も奪っていきます。
なので、最初にトライするならクレンジングを泡洗顔に置き換えること。
これをやるだけでも、あなたのお肌はどんどん元気を取り戻してくるはずです。
時間とお金の節約にもなる
お肌の健康にもいいのに、この方法に変えると化粧品代がまるっと浮きます。
毎日のスキンケアが純せっけんとワセリンだけだから。
私は浮いたお金でサクッとシミ取りの施術受けましたよ!
時間も節約できます。
朝はじゃぶじゃぶお水で顔を洗うだけだし、夜もクレンジングの時間がなくなるのですから。
今までスキンケアにかけてた時間の半分か、3分の1くらいには減ると思いますよ!
ちなみにこの朝の洗顔方法、あの君島十和子さんもやってましたからね!
あなどることなかれ!ですよ。
テレビで十和子さんの私生活に密着する番組がやっているのをたまたま見たんです。
そうしたら朝、たっぷりのお水でじゃぶじゃぶ洗顔して、ふわっふわのタオルでやさ〜しく押さえてお水をオフするだけ。
洗顔料は使ってませんでした。
ただし、やっぱりこの洗顔は普通と違うところは、いっさい顔に手を触れずお水を顔にかける感じだという点。
十和子さんがやってる姿を見ても、客観的に見てちょっと異様な感じでした。(笑)
手のひらですくったお水をやたらめっぽうバシャバシャ顔に打ち付けてるような感じだから。
でもこれ、本当に重要です。
お肌に徹底して摩擦を与えない。
そして油分を取り過ぎない。
みんなやってみて〜♪
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