生まれついての電車音痴でしたが、バスもね、私の田舎には走っていませんでしたので、大人になってからずいぶんと痛い目見ました。(笑)
バス編その壱
大学生になりたての頃だったかな。
初めて1人でバスに乗ったのは。
まず、本当に自分の行きたいバス停に、乗ったバスが行くのかがものすごい心配でした。
バス停に停まるたびに、バスの路線図とにらめっこして、違うルートの方に行ってないか監視してましたね。
そして、降車ボタンを押すタイミングなんかも、みんなが押すのをしっかり観察。
ドキドキしてたら幸い、私と同じバス停で降りる人がいて、ボタンは誰かが押してくれました。
さあ、あとは料金を払って降りれば完璧!
と、列に並んで、料金を間違えないように料金表を何度も見直してました。
そして自分の番が来て、10円玉を何枚か入れたら運転手さんが…
めっちゃ気持ち入ってない感じで「お客さん…そこ両替ですよ…」って。
運転手さんってマイク付けてるから、車内中にその声が響き渡っちゃって。
直後にウイ〜ン!ジャラジャラ〜って、10円玉の御一行様がみんなして戻ってきました。
バス編その弐
初回の失敗の傷が癒えてない段階で、またバスに乗らなきゃいけないことがありました。
今度こそ!
うん。大丈夫。私できる子だから!
って、無謀にもバスの乗り換えのある路線を選んでしまいました。
そして案の定、思ってたのと違うルートへ向かうバス。
慌てて降車ボタンを押して、バスが止まったタイミングで一目散に先頭へ歩いて行きました。
そしたら運転手さんに「まだ座っててください」って。
また、クールな感じの運転手さんの声を、しっかりマイクが拾ってた。
そう。
バスが停まったのはバス停じゃなく、信号待ちでした。
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