実は私、結構な大人になるまで電車の乗り方知らなかったんです。(小声)
だって!誰も教えてくれないんだもん!
だから、恥ずかしい失敗いっぱいしましたよね。
電車編その壱
私が中学生のころ、隣の市に住む友達の家に遊びに行くため電車に乗ることに。
たった2つ先の駅。
駅名を何度も復唱しながら自宅からの最寄り駅に着いた私は、、、
到着していた電車に乗って、運を天に任せ、祈りました。
「どうかこの電車で合ってますように」と。
そしたら扉が閉まって、真逆の方向へ動き出しましたよね。
言い訳すると、私が住んでいた田舎ではみんな車で移動が普通だったんです。
電車のダイヤも1時間に2本。
親とは一緒に乗ったことがあっても、一人で切符買って電車に乗る機会なんて滅多にないんです。
だから、頭の中で密かに「上りとはなんぞや?」って思ってました。
上りや下りなんて、意味が分からん。
右や左って言われてるくらい、意味が分からん。
私は結局どっちのホームに行けばいいんだ?って。(笑)
○○方面って書いてあるのも、「いや、それ、私の行きたい駅じゃないし」って。
一応、反対側のホームの電車に乗れば元に戻れるって知ってたので、次の駅で折り返して、なんとか友達の待つ駅に行けましたけどね。
※大きな駅ではホームがたくさんあり、反対側のホームの電車に乗ったからといって今来た方へ戻れるとは限りません。ご注意を。←普通は知っとるわい!(笑)
電車編その弍
都会の大きな始発の出る駅のルールって知ってます?
ホームに2列とか3列で並んで、空っぽの始発電車が入ってくるのを待つんです。
目の前に扉の開いた電車があっても、席が埋まっているので乗りません。
立っている人もまばらで、まだ乗れるスペースがあっても、です。
何たって、席に座りたいから。
この先の道のりが長いならなおさら、少しくらいなら待って座れる電車を待ちます。
私が社会人になって間もなくの頃、電車の乗り方もすっかり覚えて意気揚々と始発を待っていた時の話です。
その日、列の後ろに並んだ私は、目の前の電車には乗らずに見送り、次の始発に乗るため開いた扉の前でそのまま待つことにしました。
暇つぶしに本を読みながら。
そしたら、しばらくして後ろに並んだおじさんから肩をトントンされて「さっきから並んでました?」って若干イラつきながら聞かれたんですよ。
一瞬、何でそんなこと聞くんだろ?さっきからちゃんと並んでたのに?
いや〜ね〜。おじさん勘違いしてるんだね。よく見てよね!って思いながら「はい!並んでました!」って笑顔で答えました。
「しょうがないな〜。そっちが勘違いして失礼な態度とってるけど、許してあげるよ。」って感じに。
次の日、また同じ駅のホームに立ち、列の先頭に書いてある文字を見て理解しました。
ホームには始発電車を待つための白線が引かれていたんですけど、その列は2列分あり、片方には「始発」もう片方には「次の始発」と書かれていました。
そうです。
もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが…
私が間違っていた。
空っぽの始発に乗りたかったら、まず「次の始発」の列に並んで、「始発」の列の人が掃けたら「始発」の列に横移動して次の始発が来るのを待つのが正解だったんです!(下図参照)
いや〜。分かりませんよね。こんなルール。(笑)
図で解説すると、赤い人が私です。(汗)
たぶん、「次の始発」の列がない場合は私の動きでも良かったんだと思います。
それまで私は、混んだホームで「始発」の列の後ろの方に並び、座れなくてもいいや〜とそのまま電車に乗ってしまっていたので、その後の列の動きなんて全く見ていなかったんですよね。
ホームはいつも激混みで、列の先頭の床を見たこともなかったし。
でも、この失敗をやらかしてから上を見たら、しっかり頭上にもその案内が書いてありました。
いや、後ろからは見えない!気づかない!(笑)
肩をトントンしてきたおじさん、ごめんね。今さらだけど。
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